【樹木葬】の管理費はいくら⁉︎『タイプ別の年間コストを徹底比較』
樹木葬の管理費は庭苑維持費で、都市型8千~1.2万円、里山型3千円前後と幅があります。支払方法や合祀後の免除も園ごとに異なるため要確認。本記事では管理費に含まれるサービス、他墓種との30年総額、割引策をまとめ、負担を抑える選び方を解説します。
管理費とは?
お墓を維持するための基本料金を解説
定義と役割
- 庭苑清掃や植栽管理の原資になる
- 合同供養・法要運営の費用を賄う
- 施設修繕・防犯体制の維持費用
管理費は庭苑の美観・安全・供養体制を長期的に維持するためのランニングコストです。霊園側が代行するため、遺族の労力を減らす役割もあります。
墓地埋葬法に義務規定はありませんが、霊園の運営規約で支払いを条件とするのが一般的です。
管理費に含まれるサービス項目
管理費には通路清掃、植栽剪定、ゴミ回収、合同供養準備、防犯カメラ保守などが含まれます。項目は庭苑で若干異なるため、重要事項説明書で確認しましょう。
苗木更新費が管理費に含まれている庭苑なら追加費用なしで植替えしてくれます。
請求サイクルと支払方法
支払いは年払いが主流で、口座振替・クレジットカード・一括前納に対応する庭苑が増加中。生前一括払いで3~10%割引を受けられるケースもあります。
督促後も未納が続くと合祀移行や契約解除になる規約が多いので要注意です。
樹木葬タイプ別の年間管理費相場
立地と管理方式で金額が変わる
ガーデニング型樹木葬の相場
- 都市部で8,000~12,000円/年
- 花壇・通路の維持コストが高め
- 生前一括前納で5%割引可
駅近の庭苑は植栽デザインが華やかで維持費が上乗せされる傾向にあります。前納割引を活用すると総額を抑えられます。
同一区画なら在世者の期間のみ年額が発生し、一括前納も可能です。
里山型(自然葬)樹木葬の相場
里山型は人工物が少ないため3,000~5,000円/年と低め。ただし車移動が前提になるため交通費も含めた総負担を確認しましょう。
安全管理上、霊園スタッフが一括対応するのが一般的で自己作業は認められません。
納骨堂併設型樹木葬の相場
屋内納骨堂とのハイブリッド型は空調・照明の電気代や設備保守費が必要となり、年間9,000~12,000円が相場です。
自家発電設備を備える施設であれば追加費用なくバックアップされます。
樹木葬・一般墓・永代供養墓の管理費比較
初期費用とランニング負担のバランス
初期費用と管理費の構成比
| 方式 | 初期費用 | 管理費/年 |
|---|---|---|
| 樹木葬 | 400,000円~ | 8,000円 |
| 一般墓 | 1,500,000円~ | 12,000円 |
| 永代供養墓 | 300,000円~ | 0~5,000円 |
初期が安い方式ほど管理費の割合が高くなるため、30年など長期視点で総費用を比較することが大切です。
永代供養墓や一部樹木葬で初期費用に管理費を含む一括型プランがあります。
年間コストモデル比較
| 方式 | 初年度 | 2年目以降 |
|---|---|---|
| 樹木葬 | 408,000円 | 8,000円 |
| 一般墓 | 1,512,000円 | 12,000円 |
| 永代供養墓 | 300,000円 | 0円 |
永代供養墓は管理費ゼロですが合祀前提。樹木葬は個別区画を持ちながら一般墓より大幅に負担を軽減できます。
追加費用3万~5万円で合祀移行できる庭苑もあります。事前に確認しましょう。
30年総額シミュレーション
| 方式 | 総額(初期+30年管理費) | 備考 |
|---|---|---|
| 樹木葬 | 640,000円 | 個別区画維持 |
| 一般墓 | 1,890,000円 | 墓石・法要費が高額 |
| 永代供養墓 | 300,000円 | 合祀前提で管理費なし |
総額では樹木葬が一般墓より約125万円安価。管理費ゼロの永代供養墓が最安ですが個別参拝はできなくなる点を考慮しましょう。
多くの庭苑で20~30年を上限に一括前納が可能です。
管理費が不要になるタイミングと条件
将来の負担をゼロにする方法
全員納骨後に管理費が止まるケース
- 対象者全員が納骨完了後に免除
- 契約書に明示され追加手続き不要
- 合祀前でも管理費停止となる
多くの庭苑では契約者全員が納骨された時点で翌年度から管理費が免除されます。契約条項を必ず確認しましょう。
残存年数分を日割り返金する庭苑が多いですが、契約前に要確認です。
合祀移行後の管理費扱い
合祀後は区画管理が不要となるため、管理費は完全免除。合同供養料のみ希望に応じて納める形です。
移行作業費として2万~3万円が必要な庭苑があります。
滞納リスクと契約解除条項
滞納が続くと合祀移行や契約解除となり、墓標撤去費を請求される場合も。口座振替や前納でリスク管理を行ってください。
住所・電話変更は速やかに庭苑へ届け出ないと督促状が届かず滞納扱いになる恐れがあります。
管理費を抑えるコツとチェックリスト
支払総額を減らす具体策
生前一括払い割引を活用
| 前納年数 | 割引率 | 実質年単価 |
|---|---|---|
| 10年 | 5% | 7,600円 |
| 20年 | 8% | 7,360円 |
| 30年 | 10% | 7,200円 |
生前に30年分を一括払いすると10%の前納割引が適用され、長期的に1万円以上節約できます。
未経過分を日割り返金する庭苑が多いですが、手数料の有無を確認しましょう。
管理費込みプランの見分け方
| プラン名 | 永代供養料 | 管理費 |
|---|---|---|
| プランA(込み型) | 480,000円 | 0円 |
| プランB(年払い型) | 400,000円 | 8,000円/年 |
「管理費込み」は初期費用が高めでも長期維持で割安。利用年数を想定して選択すると後悔がありません。
契約後のプラン変更はできない場合が多いので、初回契約時に決断しましょう。
この記事のまとめ
- 管理費は清掃・供養等の維持費
- 都市型樹木葬は8,000円前後
- 里山型は3,000円~と低コスト
- 前納割引で10%節約可能
- 合祀移行後は管理費ゼロ
- 滞納は契約解除のリスクあり
- 30年総額で樹木葬が優位
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