樹木葬の彫刻は「文字数・図案・素材」で料金が大きく変わります。この記事ではプレート型からシンボルツリー型まで主要パターンを網羅し、追加彫刻の費用や納期、トラブルを防ぐ確認ポイントを詳しく解説します。

この記事でわかること

・文字数ごとの料金目安と文字レイアウト
・素材別(御影石/ガラス等)の加工費
・追加彫刻・保証のチェックリスト

彫刻できる文字・モチーフの基本ルール

彫刻は「文字数 × 図案 × 素材」で価格が決まります。

プレート型:和文20〜25字・欧文30字の目安

・墓石プレートは横18cm×縦18cmが主流
・和文は20〜25字で可読性を確保
・欧文は30字前後まで配置可能

一般的な彫刻範囲を超えると1字あたり600〜1,000円の追加料金になるケースが多いです。

文字数オーバーの追加料金は?

20字超過から1字660円(税込)が相場です。

シンボルアイコンと宗教フリー図案の違い

宗教色が無い図案も選べる?
蓮や桜などフリー図案が人気です。寺院でも許可されやすいですよ。

信仰を問わず使える花・星・鳥の図案は追加5,500〜11,000円で彫刻できます。

家紋と組み合わせられる?

家紋+花図案の二段構成も可能です(追加3,300円〜)。

許可されない表現・商標・肖像の注意点

営利目的や既存商標は彫刻不可です。

著作権・商標・人物写真の転写はトラブルになりやすいので事前に原稿確認を受けましょう。

ロゴマークを彫りたい

権利者の使用許諾書があれば一部対応可能です。

彫刻スタイル別の料金相場を比較

文字のみ・ワンポイント・全面デザインで3段階の費用差があります。

文字彫りのみ/ワンポイント図案/全面デザイン

・文字のみ:11,000〜22,000円
・ワンポイント:22,000〜33,000円
・全面デザイン:33,000〜55,000円

同じ区画でもデザイン量で最大2倍の開きが生まれるため、予算配分を決めてから発注しましょう。

複数行配置は割高?

行数より文字総数で課金される場合がほとんどです。

素材別(御影石/ガラス/ステンレス)の加工費

御影石とガラスで料金差は?
ガラスは彫刻後の着色工程が増え+5,000円程度高くなります。

御影石は硬度が高くレーザー彫刻料がやや高い一方、汚れが付きにくく長期コストは割安です。

錆びにくい素材は?

ステンレスプレートは耐候性が高く再塗装費も抑えられます。

追加彫刻(2回目以降)の費用と納期

納期は最短2週間です。

1行あたり6,600円(税込)が平均で、プレートの取り外し・再取付費を含めると+5,500円程度が上乗せされます。

現地彫りはできますか?

機材搬入が可能な霊園のみ対応(+11,000円〜)。

フォント・レイアウトで差を付けるコツ

読みやすさとデザイン性を両立するポイントを紹介します。

可読性が高い和文フォント3選

・秀英明朝:格調高く可読性◎
・ヒラギノ角ゴ:シンプルで現代的
・游明朝体:細部が美しく上品

霊園によって使用可否が異なるため、サンプルで実寸確認しましょう。

縦書きは可能?

プレート幅が狭いため横書き推奨ですが、縦書き対応業者もあります。

英字・数字を美しく配置する黄金比

欧文は大文字と小文字どちら?
可読性は小文字混在、視認性は大文字が優れます。

姓名を同一行に配置する場合、左右の余白を1:1.6に取ると視覚バランスが整います。
行頭/行末のマージンを均等にせず文字列をやや左寄せにすると、英字特有のアセンダ・ディセンダが収まりやすくなります。

数字は全角?半角?

半角数字が一般的で文字数節約にもなります。

家族用区画で名前を追加するレイアウト例

追加人数 レイアウト例 推奨文字サイズ
1名 既存行の下に1行追加(中央揃え) 16pt
2名 2列×2行のブロック配置 14pt
3名以上 姓を1行、名+没年を下段に並列 12pt
行間は7mm以上確保しましょう。

行間が詰まりすぎると経年汚れが溜まりやすいので注意が必要です。

旧字体も刻める?

フォントに無い場合はアウトライン化し彫刻可能(追加3,300円〜)。

よくある失敗例とトラブル防止策

追加料金やイメージ違いを避けるための注意点を紹介します。

文字数オーバーで追加料金が発生した事例

・和文27字で追加料金7,700円
・欧文40字で2行再レイアウト費
・名言引用で著作権確認漏れ

校正段階で文字数を必ずカウントし、見積書に反映してもらいましょう。

文字削減のコツは?

命日を西暦に統一し文字数を節約します。

書体サンプル未確認によるイメージ違い

試し刷りは有料?
A4サイズの紙校正は無料サービスが多いです。

実寸確認を怠ると、太字が潰れて読みづらくなる失敗が起こりやすいです。

カラー印刷は出来る?

ガラスプレート限定でUV印刷に対応(+11,000円〜)。

彫刻面の汚れ・欠けを避けるメンテナンス

年1回の撥水剤塗布が効果的です。

ブラシはナイロン製を使い、金属ブラシは傷の原因となるため避けましょう。

汚れが落ちない場合は?

業者クリーニング(8,800円〜)で深部の黒ずみを除去できます。

見学時に必ず確認したい3項目

彫刻サンプルの有無・修正回数・納期保証をその場でチェックしましょう。

見本プレートの有無と実物確認方法

屋外展示・室内ショールーム・写真カタログの3形態があり、屋外展示は日光での色抜けを確認できるメリットがあります。

写真だけでも良い?

実物確認が最も確実で、写真のみは色味誤差が出やすいです。

校正回数・修正対応の範囲

無料修正は何回まで?
一般的に2回まで無料です。

3回目以降は1回3,300円程度の追加費が発生するケースが多いので要確認。

誤字脱字の責任は?

校了後の誤字は施主負担になる場合があります。

納期と引き渡し後の保証内容

  • 通常納期:発注後3〜4週間
  • 特急対応:追加5,500円で14日仕上げ
  • 欠け・剥がれ保証:1〜3年が一般的
  • 色入れ再塗装:保証外で8,800円〜

【見学予約はこちら】実物サンプルを確認する